スウェーデンSpotifyは10月25日(現地時間)、第3四半期(7〜9月)の決算を発表した。売上高は前年同期比21%増の30億3600ユーロ、純損失は2億2800万ユーロ(1株当たり99ユーロ)だった。前年同期は7500万ユーロの黒字だった。
MAU(月間アクティブユーザー数)は20%増の4億5600万人と好調だった。そのうち、有料ユーザーは13%増の1億9500万人。
広告収入は前年比19%増の3億8500万ユーロ。Podcast広告が好調だったとしている。
ダニエル・エクCEOは業績発表後の電話会見で米AppleがApple Musicのサブスク料金を値上げしたことについて意見を求められた際、「競合他社が値上げをするのは、われわれにとって実に良いことだ」と語り、米国でのサブスク料金の引き上げは「やりたいことの1つで、レーベルパートナーと話し合う予定だ。2023年にはサービスの価格設定について、いい結果が出ると思う」と語った。
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