バンダイナムコエンターテインメント(東京都港区)とバンダイナムコ研究所(東京都江東区)は10月28日、ガンダムメタバース向けに開発している試作1号AI「メロウ」の動画を初めて公開した。「声の学習は完了したので、とりあえず動画を撮ってみました」(メロウ)。
プロジェクト・メロウの公式Twitterアカウント(@project_mellow)で約1分間の自己紹介動画を公開した。ただし体の動きは学習中のため「まだうまく口も動かなくて」。
一方、メロウにはYouTubeで自動配信する機能があることも明らかに。「もうすぐガンダムメタバースのガンダムグッズコーナーで見習いアルバイトをするのでYouTubeで生配信しますね」。配信スケジュールはTwitterで告知する予定だ。
プロジェクト・メロウはバンダイナムコ研究所が開発した対話AI技術を生かし、ガンダムメタバースに住むAIキャラクターを作るプロジェクト。「近い将来、AIキャラクターはいつでもメタバース空間でファンを出迎え、話し相手になったり、見ず知らずのファン同士が一緒に盛り上がれる話題を提供するなど、遊園地のキャストのような役割を担う」としている。
【訂正:2022年11月1日19時55分更新 ※初掲載時、BANDAI SPIRITSとしていましたが、正しくはバンダイナムコエンターテインメントおよびバンダイナムコ研究所の誤りでした。おわびして訂正いたします】
“中の人”不要のAI VTuber、バンダイが本格展開 「ガンダムメタバース」でもお出迎え
ガンダムメタバースの名前は「SIDE-G」 バーチャル空間の集合体に 「ガンプラコロニー」秋公開
ガンダム、メタバースに立つ 開発に150億円 バンナム中期計画
大阪万博に「ガンダムパビリオン(仮称)」 リアルとバーチャルが連動した未来体験をCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR