総務省は10月31日、クラウドサービスの設定ミスがもたらすリスクやその対策などをまとめたガイドラインを公開した。同省は7月にガイドラインの素案を公開。8月にかけてパブリックコメントを募集していた。今回発表したのは意見募集の結果を踏まえて内容を再検討したもの。
ガイドラインでは、クラウドサービスの提供者・利用者双方が把握すべき基礎知識や設定ミスがもたらすリスク、防止策などを84ページにわたって解説している。内容を10ページ程度にまとめた要約版や、意見募集時に届いたコメントも公開した。
新しいガイドラインの公開に伴い、SaaSなどを提供する上で必要な情報開示指針をまとめた「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針(ASP・SaaS編)」も内容を改めた。設定ミスに関するガイドラインに合わせて一部改定したという。
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