IPA(情報処理推進機構)は12月22日、10月に実施した国家試験「データベーススペシャリスト試験」に14歳の中学生が合格し、最年少記録を更新したと発表した。これまでの最年少は2016年に受験した15歳だった。
データベーススペシャリスト試験は、IPAが実施する国家試験のうち、内容の高度さに応じて4レベルに分かれる「情報処理技術者試験」の一つ。高品質なデータベースを企画・開発・運用・保守するために必要な知識や実践力を問う試験で、レベルは最高の「4」。「プロフェッショナルとして求められる経験を形式知化し、後進育成に応用できる」(IPA)難易度という。
今回の記録更新については「データベースシステムに関する高度な専門知識や論理的思考力が問われるほか、実務上で直面するような事例での長文問題を理解し、記述式で解答するため、中学生が合格するには難しい試験」(IPA)としている。
10月の試験は8445人が受験。うち1486人(全体の17.6%)が合格した。合格者の平均年齢は31歳だった。
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