この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「AWS、「Amazon EKS Anywhere」のNutanix対応を発表。ハイパーコンバージド上でAmazon EKS Anywhere互換を実現」(2022年12月23日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Amazon Web Serces(AWS)は、オンプレミスなどAWS以外の環境でも「Amazon EKS」(Amazon Elastic Kubernetes Service)と同等のKubernetes環境を構築できるソフトウェア「Amazon EKS Anywhere」が、Nutanixに正式対応したことを発表しました。
下記はそれを受けたNutanix Communityのツイートとブログへのリンクです。
Amazon EKS Anywhereは、AWSのクラウド上でKubernetesによるコンテナオーケストレーション、ノードプロビジョニング、Kubernetes自身のパッチ適応や更新、統合的な管理コンソールなどをマネージドサービスで提供するAmazon EKSと同等の環境を、オンプレミスで実現するソフトウェアです。
これにより利用者はAmazon KESと一貫性のあるKubernetes環境をオンプレミスに用意でき、アプリケーションの開発やテストなどに利用することが可能となります。
すでにVMware vSphereとベアメタルサーバ、 Apache CloudStackへの対応が行われており、今回この対応プラットフォームにNutanixが加わったことになります。
Nutanixは、複数のサーバを束ねてスケーラブルな仮想化統合基盤をオンプレミスに構築するハイパーコンバージドシステムの分野で著名なベンダです。
NutanixユーザーにとってAmazon EKS Anywhereの正式対応は、Nutanixを基盤にハイブリッドクラウドを構築するための重要な選択肢が増えたことになるといえるでしょう。
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