ヤフーは12月27日、各地の電力需給の状況を一覧できる「でんき予報」の提供を始めた。今夏の電力需給のひっ迫を受けて開設した特設ページ「電力需給ひっ迫 使用状況や節電方法」内に設けた。当初は北海道電力、東北電力、東京電力の各エリアのみ。
その日の電気使用実績や翌日までの使用率予想をビジュアルで表現。「非常に厳しい」状況なら赤、「厳しい」はオレンジ、「安定的」は緑の3段階でリアルタイムに表示する。タップするとエリアごとの詳細ページに移り、1時間ごとの使用実績なども確認できる。
電力需給のデータは、JX通信社が協力。同社のAIリスク情報サービス「FASTALERT」のAPIを通じて提供しているという。
この冬は電力の安定供給に必要とされる予備率3%以上を確保しているものの、依然「厳しい見通し」(資源エネルギー庁)は続く。政府は12月から国民に向けて「無理のない節電」を呼びかけている。
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