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1割引きの「オフピーク定期券」、JR東日本が23年3月発売

» 2022年12月27日 20時58分 公開
[ITmedia]

 JR東日本は12月27日、現行の定期券に比べ運賃を約10%値下げした「オフピーク定期券」を2023年3月18日に発売すると発表した。通勤電車の混雑緩和や利用の平準化を目指す。

オフピーク定期券の適用区間
東海道線の駅のピーク時間帯。この時間帯にオフピーク定期券を使おうとすると通常の電車賃になる

 平日朝のピーク時間帯以外にのみ定期券として利用できるSuica通勤定期券。ピーク時間帯は入場する駅によって異なり、例えば「大船駅」なら午前6時40分から8時10分まで、「東京駅」は午前7時30分から9時までとなっている。

 私鉄との連絡定期も対象になるが、JR利用区間が適用区間に収まっていないと発券されない。例えば「平塚駅」から東京駅まで通勤している場合、途中の大船から東京までは適用区間だが、平塚駅は適用区間外のためオフピーク定期券は発券できないという(通常の通勤定期になる)。

 オフピーク定期券は駅の指定席券売機、多機能券売機、みどりの窓口の他、モバイルアプリ「モバイルSuica」内でも販売する。

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