ユカイ工学(東京都新宿区)は1月5日、頭にライトを付けた照明ロボット「LIGHTONY」(ライトニー)を発表した。米国ラスベガスで5日に開幕するテクノロジー見本市「CES2023」でデモンストレーションを行う。
「ライトニー、電気をつけて」「ライトニー起きて!」などと声を掛けると顔を上げ、目を開いてライトを点灯、ユーザーの手元をやさしく照らし出すロボット。消灯する場合は「おやすみ」などと言えばいい。
点灯時間が長くなるとライトニーはウトウトし始め、そのうち目を閉じて消灯してしまう。「うっかりライトをつけたまま眠ってしまっても(ライトニーは)うたた寝の表情で一緒に寝落ちしてくれる」という。
ユカイ工学によると、ライトニーのベースになったのはハードウェアエンジニアが入社前から個人で開発していたロボットだという。2022年に実施した社内メイカソン(メイクとマラソンを組み合わせた造語、チームでロボットを作るイベント)で照明というアイデアを加えたライトニーを提案。現在は商品化を目指して開発を進めている。
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