総合比較メディア「HonNe」の運営などを行うEXIDEA(東京都墨田区)は、「法人カードの利用に関するアンケート調査」を実施した。法人カードを選ぶ際には、年会費を重視する人が最も多い。現在保有している法人カードも、上位となった3券種は、いずれも発行コストの負担が少ない一般ランクのカードだった。
法人カードを契約したきっかけについて尋ねると、「支払い業務の効率化のため」との回答が最も多く102人、次いで、「経費精算簡略化のため」(63人)、「社内キャッシュレス化促進のため」(41人)と続いた。法人カードの利用により、社内業務の負担を軽減したいというニーズがある傾向がみられた。
法人カードを選ぶ際に重視するポイントを聞くと、「年会費(本会員・追加カード・ETCカード含む)」が137人で最多となった。「セキュリティ」(60人)、「ポイント/マイル還元率」(55人)と続いた。
現在保有している法人カードは何かを尋ねると、「JCB一般法人カード」(45人)、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」(36人)、「楽天ビジネスカード」(17人)が上位となった。いずれも一般ランクのカードであり、発行コストの負担が少ない法人カードに人気が集まっている。
法人カードの利用方法について聞くと、「交通費」と「ガソリン代」の回答数が同率で最も多く105人だった。次いで「接待費」(101人)、「備品購入」(95人)と続いた。
法人カードの月額利用額はいくらか尋ねると、「〜5万円未満」の回答者数が最多となり、27.0%だった。続いて「5万円〜10万円未満」で24.0%、「10万円〜50万円未満」が22.5%となった。
法人カードで許容できる年会費の目安を聞くと、「無料」と回答した人が49人で最も多くなった。その後、「〜2000円未満」(36人)、「1万円〜2万円未満」(28人)と続いた。
調査は、ビジネスカードを利用している20〜69歳の法人経営者、個人事業主、フリーランス974人を対象に、インターネットにより実施した。調査期間は2022年12月15〜19日、有効回答数は200人。
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