米Appleは2月2日(現地時間)、第1四半期(2022年10〜12月)の決算を発表した。売上高は前年同期比5%減の1171億5400万ドル、純利益は13%減の299億9800万ドル(1株当たり1ドル88セント)だった。
売上高、1株当たり純利益ともにアナリスト予測(売上高は1211億ドル、純利益は1ドル94セント)に届かなかった。
売上高が前年比減になるのは2019年以来。「iPhone 14」シリーズの販売が、中国での生産能力減などにより延びず、iPhoneの売上高もアナリスト予測に届かなかった。
地域別では、日本を含むすべての地域で前年同期比減だった。
セグメント別売上高は、iPhoneは8%減、Macは29%減、Apple WatchやHome Podなどは8%減だった。一方、iPadは30%増、サービスは6%増だった。同四半期にiPadの新モデルが発売された。
ティム・クックCEOは発表文で「われわれは困難な環境下にあっても最高の製品とサービスを維持していることに誇りを持っている。従来どおり長期的な目標に焦点を合わせていく」と語った。
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