電子帳簿保存法、インボイス制度など、新しい法制度の登場(改正)が続き大転換期ともいえる時代に突入している財務経理。ただ法制度に対応するだけではなく、紙やハンコ業務から脱却し、従来の業務をアップデートすることで効率化、生産性を向上することが求められている。財務経理に今、必要とされるアクションやマインドチェンジとは何なのか。
ITmedia ビジネスオンライン・ITmedia NEWSが1月31日〜2月19日に開催するオンラインイベント「Digital Business Days SaaS EXPO 2023Winter」では、新たな一歩を踏み出すことが急務とされる財務経理ほか、営業、人事など全8つのカテゴリーにて有識者を招き情報を発信。“今・ここにある未来”ともいえるデジタル技術を通し、変容し続けるビジネス最前線を8日間にわたってお届けする。2月8日のDay7となる「Accounting(財務経理)」カテゴリーでは、『会計の世界史』(日経BP)、『名画で学ぶ経済の世界史』(マガジンハウス)の著者として知られる田中靖浩氏が「経理財務、今昔物語〜大転換期を乗り切る知恵〜」をテーマに講演を行う。
田中氏は、世界史、絵画アート、経営に精通する異色の会計士。冒頭で田中氏は、財務経理という仕事は「お金を扱う以上ミスが許されず、スケジュールがあるため期日までに終わらせる必要もあり、時間に追われる忙しい職種」だとした上で、「(会計の)歴史を考えていては仕事が進まないだろう」と推測。しかしそれでも、「歴史を見ることで過去には(財務経理という仕事にかかわる)いろいろなことが起こったのだということが分かる」と説く。
講演では、600年前に存在した中世後期イタリア・メディチ銀行から、200年前、株主対策に苦悩した鉄道会社まで経営の歴史を振り返りながら、財務経理の「これまで」と「これから」について展望する。現在の会計、財務経理という職種につながる、偉人たちの“大転換期の乗り越え方”を、ぜひ配信でご覧いただきたい。
なお、会期中であればいつでも視聴できるSpecial Stageでは、元テレビ東京プロデューサーである佐久間宣行氏、将棋AI開発者でありEV車両の開発を手掛ける山本一成氏を招き、ITmedia ビジネスオンライン、ITmedia NEWS両編集長と語る対談コンテンツも用意する。佐久間氏が語るメディア業界の働き方や、山本氏が考える完全自動運転の未来にも注目してほしい。
各カテゴリーのセミナー配信は1月31日〜2月9日、アーカイブ配信は2月10〜19日を予定。事前登録は以下リンク先から行える。
【開催期間】2023年1月31日〜2月19日
※アーカイブ配信期間:2月10〜19日
【視聴】無料
【視聴方法】こちらより事前登録
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