江戸末期の古地図と現代の地図を重ねて表示できる地図アプリ「大江戸今昔めぐり」が検索機能を強化し、これまでの5倍に当たる7200件以上の人物名検索を可能にした。アプリを運営するビーマップ、菁映社、フジテレビジョンの3社が13日に発表した。
これまで都内8区の人物名データを約1400件収録していたが、今回のアップデートにより約5700件のデータが追加され、合計7200件以上の人物名を検索可能となった。中央区、江東区、墨田区、台東区、荒川区が新たに人物名検索の対象エリアとなった他、文京区などすでに人物名検索対象エリアであった各区についても人物名検索データが大幅に増えた。
武士の家や屋敷だけでなく、町人街についてもできる限り検索対象に加えて、有名・無名を問わず多くの人物名を検索できるようになった。「代々続く江戸っ子だという方なら、もしかしたらご先祖様のお住まいも検索できるかもしれません」。
大江戸今昔めぐりは、江戸末期の古地図を人の手による完全描き起こしで再現した古地図アプリ。地図の透過度を自由に変更でき、現代図と古地図を重ねて見られることが特徴となっている。
この記事は、地図と位置情報のニュースを中心とした情報サイト「GeoNews」から転載、加筆したものです。URLはこちら。
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