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Twitter APIの話ってどうなりました……? 「今後数週間で段階的にアップデートします」

» 2023年02月24日 12時00分 公開
[ITmedia]

 米Twitterは2月初旬に、これまで無料提供してきた「Twitter API」の有償化を発表していた。アップデート予定も公開してきたが、すでに2回延期している。18日には「今後数週間のうちに段階的にアップデートする」とツイート。混乱はまだ続きそうだ。

 18日のツイートでは「Twitterはデベロッパーエコシステムの成功に向け尽力している。プラットフォームの品質と性能に集中するため、今後数週間のうちに段階的にアップデートする」と説明した。APIについて明確には言及していない。

 同社がAPIの有料化を発表したのは2日。当初は9日で無料提供をやめるとしていた。システムの詳細などは2月第2週中に発表するとしていたが、8日になっても発表はなかった。

 9日には想定より作業に時間がかかるためアップデートを延期すると発表。無料提供は13日に終了するとした。しかし、13日には再び延期を発表。理由は「開発者に最適な体験を提供するため」とした。今度はアップデート予定の日時を明示せず「数日後」としていた。23日の時点でも公式アカウントからの情報はない。

 APIの有料化は悪質なbotの排除が理由という。有料プランの価格は月額100ドルから。優良botには書き込み専用のAPIを無料提供するとしている。

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