LayerXは2月28日、三井物産やベンチャーキャピタルなどから約55億円を調達したと発表した。資金は開発や営業活動、マーケティングの強化に加え、新規事業の創出に充てるという。同時に、三井物産の山本忠太則氏が社外取締役に就任した。
三井物産に加え、Zホールディングスのベンチャーキャピタル・Z Venture Capital(東京都千代田区)やGMOグループのベンチャーキャピタル・GMO VenturePartners(東京都渋谷区)などからも資金を調達した。
LayerXは2018年設立。当初はブロックチェーンのコンサルティングなどを手掛けていたが、日本でこの事業を展開するには日本企業のデジタル化が先決という判断から20年に撤退。以降はSaaSやFinTech事業を展開している。22年には経費精算サービスや、法人カード事業にも参入した。
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