個人情報保護委員会は2月27日、行政機関向けの研修資料を公開した。個人情報保護法の基礎や、行政機関が講じるべき安全管理措置、漏えい事案が発生した場合の対応法などをまとめている。
全般的な内容をまとめた「個人情報の適正な取扱いのための研修資料」と確認テスト、個人情報保護管理者向けの資料の3種類を公開。「なぜ個人情報の適正な取り扱いの確保が必要か」という根本から、問題発生時の具体的な行動フローまでを記載している。
事例紹介のページでは、ある自治体において住民の個人情報を保存していたHDDが外部に流出した事例や、USBメモリスティックの紛失事案、医療機関がランサム攻撃を受けた事案などを紹介。防止策を例示した。
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