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串カツ田中、衛生管理の問題とハラスメント認め謝罪 SNSでの告発受け

» 2023年03月01日 09時22分 公開
[ITmedia]

 串カツ店チェーンを展開する串カツ田中ホールディングスは2月28日、同社の従業員が、店舗の不適切な衛生管理やハラスメント行為などを告発したとされる文書の内容について、事実だと認めて謝罪した。「食品衛生法の趣旨に即した提供はなされている」と釈明しつつ、「社内基準に即した食材管理が一部徹底されていなかった」と述べている。

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 告発のあった店舗は、串カツ田中アミュプラザ小倉店(福岡県北九州市)。「店舗で手洗いしようとすると嫌がられた」「期限切れの食材を使い回している」「マニュアル通りの動作をすると怒号」といった告発が社内向けSNSに投稿され、キャプチャ画像がTwitterで拡散していた。

 同社は店舗運営について、「食材の使用期限を短く設定し、手洗いの頻度をより多くするなど、食品衛生法より厳格な安全基準を社内に設けて運用している」と説明。その上で、対象の店舗について調査した結果、「食品衛生法の趣旨に即した提供はなされているものの、社内基準に即した食材管理および提供方法について一部徹底されていないことを確認した」という。

 また、「ハラスメントにあたる言動があった旨の主張についても、コンプライアンスの観点から不適切な言動があった」と認め、社内規定に基づいて処分するとしている。

 再発防止に向け、社内マニュアルに基づく食材・衛生管理の徹底、社員教育を行うとしている。また、該当店舗はしばらく休業とし、衛生管理の徹底・再教育するという。

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