SaaS企業の人事は、営業人材にどんな能力を求めているのか──デジタルマーケティング事業などを手掛けるエムエム総研(東京都新宿区)は2月28日、こんな調査結果を発表した。最も多かったのは「コミュニケーション能力が高い」(41.9%)だった。
2番目は「ヒアリング能力が高い」(30.5%)、3番目は「分析能力が高い」(26.1%)だった。「課題発見力が高い」(20.7%)、「タイムマネジメント能力が高い」(12.4%)ことなどを求める声もあった。
回答者に個別に考えを聞いたところ「先入観を持たず誠実」(30代男性)、「顧客の見えない要望も引き出す」(40代女性)、「論理的思考力で戦略的に考えられる」(30代女性)ことを求める意見があった。
求める人材を獲得するための採用の状況も聞いた。人材募集を積極的に行っているか聞いたところ、37.8%が「かなり積極的」、49.5%が「ある程度は積極的」と答えた。逆に「あまり積極的でない」と答えたのは9.9%、「全く積極的でない」と答えたのは2.8%だった。
転職エージェントの利用状況を聞いた設問では、「2〜3社を利用している」(35.6%)という回答が最も多かった。2番目は「4〜5社」で、3番目は「6〜9社」(12.5%)だった。
調査はSaaS企業の人事1005人を対象に実施。1月27日から28日にかけて、ネットでアンケートを取った。
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