「Pokemon GO」などを運営する米Nianticは3月8日、最新のAR技術を投入したスマートフォン向け位置情報ゲーム「Peridot(ペリドット)」(iOS、Android)を5月9日に配信すると発表した。国内向けTwitterアカウント(@NianticJP)も「ゴールデンウィーク明け」と予告しており、日本でも同時期にプレイできるようになる見通し。
数千年の眠りから覚めた生き物「ペリドット」(愛称:ドット)を絶滅の危機から救うため、育てて繁殖させる“アドベンチャー・ペット育成ゲーム”。ペリドット達を生体まで育て、他のプレイヤーと協力して種を再び多様化しながら世界を探索する。
Nianticは2022年4月にペリドットの開発を表明し、技術検証を重ねてきた。ゲームは当時から大きくアップデートされ、ペリドット達は「よりかわいくなっている」という。
従来の位置情報ゲームとは一線を画す最新のAR機能も見どころ。開発発表時にNianticは「ゲームとしてのペリドットは、Lightship ARDK(NianticのAR開発者向けプラットフォーム)をフル活用した最先端AR技術の実証でもある。将来的にはペリドットが障害物に隠れるような機能も追加し、かくれんぼなどの遊びができるようにしたい」としていた。
画面内に映し出されたリアルな建物や木を障害物として認識し、ARで描画されるペリドットがそれらを避けて移動する。芝生やぬかるみといった地表の違いも判別し、ペリドットが歩いた時などのエフェクトが変化する──発表時に示したこれらのビジョンを実際のゲームにどこまで実装できたか注目を集めそうだ。
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