dTVは「Lemino」へ 広告付き無料配信も開始

[ITmedia]

　NTTドコモは3月6日、映像配信サービス「dTV」をリニューアルし、4月12日から「Lemino」に改名すると発表した。定額制のサブスクリプションプラン「Leminoプレミアム」と広告付き無料配信を用意する。

「Lemino」のティーザーサイト

　Leminoプレミアムは月額990円。加入者は「韓流・アジア」「国内ドラマ」「邦画」などのジャンルのコンテンツ約18万本が見放題となる。専用アプリとWebブラウザで利用できる。

　一方で広告付きの無料配信も始める。対象はドコモが独占配信するスポーツ中継や音楽ライブ、オリジナル作品の最新エピソードなど。例えば「BUMP OF CHICKEN」のライブツアーは4月に配信する埼玉スーパーアリーナの回を無料配信し、5月と6月はLeminoプレミアム限定にするなど有料プランのプロモーションにも活用する。

「BUMP OF CHICKEN」のライブツアー

SNSみたいな動画配信

　ドコモによると、Leminoの特徴はSNSのように視聴者同士がつながる機能を持つこと。コンテンツのレビューを投稿したりシェアしたりする「レビュー」機能の他、シーンごとにコメントを投稿できる「マイチャプター」機能、フォローしたユーザーの推奨コンテンツをタイムライン上に表示する「エモートライン」機能などを提供する。

　「スカッと」「ゲラゲラ」「ほっこり」など感情を示すスタンプも用意。他のユーザーが付けた感情スタンプからコンテンツを探せる「感情検索」機能もある。

　ドコモは「自身の嗜好に合うコンテンツをすぐに見つけられる他、フォロワー同士で感情やレビューをシェアできるため、コンテンツをより楽しめる」としている。

視聴者同士がつながる機能の一部