米財務省、米連邦準備制度理事会(FRB)、米連邦預金保険公社(FDIC)は3月12日(現地時間)、経営破綻したSilicon Valley Bank(SVB)のすべての預金者を完全に保護する措置を承認したと発表した。
非保険預金の預金者を含むすべての預金者は、13日から資金にアクセスできるようになる。この決定に関連する損失を税金で負担することはないとしている。
また、12日にやはり経営破綻したニューヨークのSignature Bankについても同様の措置を行う。
両銀行の株主および特定の無担保債権者は保護されず、上級管理職は解任された。
ジャネット・イエレン財務長官は声明文で、「この措置により、米国の銀行システムは、強力で持続可能な経済成長を促進する方法で、重要な役割を果たし続けることが保証される」と語った。
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