マイボイスコム(東京都千代区)は、「定額制サービス(サブスクリプション)に関する調査」を実施した。直近1年間に利用した使い放題サービスを聞いたところ、「定額制映像配信サービス(Netflix、huluなど)」が68.5%で最多となった。
次いで、「定額制音楽配信サービス(Spotify、Apple Musicなど)」が24.2%、「定額制の電子書籍・雑誌、電子コミック」が13.4%と続いた。
直近1年間の定額制サービスの利用者は31.6%と、過去調査と比べ増加傾向がみられた。利用したサービスのタイプを聞くと、「定額料金で、条件内でサービスを使い放題」が26.8%と最多になった。
「レンタル・試し放題サービス」「定期便サービス」の利用状況を聞くと、「レンタル・試し放題」では、「家電」が2.2%、「自動車、中古車」が1.8%だった。「定期便サービス」では、「スキンケア用品、化粧品、コスメなど」が5.6%、「食材・食品」が4.7%となった。
今後の定額制サービスの利用意向を聞くと、「利用したい」「まあ利用したい」と回答した人は合わせて27.9%となった。若年層に高い傾向がみられ、10〜30代では4〜5割程度みられた。
定額制サービスを利用する際に重視する点を尋ねると、「料金に見合う内容である(元が取れる)」79.6%が最多となり、「月額料金」76.6%が続いた。「商品やサービスの品質」、「商品やサービスの品揃え」が各30%台となった。
直近1年間にサービスを利用していない人では、「無料お試し・体験の充実度」や「解約のしやすさ、解約手順のわかりやすさ」に高い傾向がみられた。
調査は、「MyVoice」のアンケートモニターを対象にインターネットで実施した。調査期間は2月1〜5日、有効回答数は9986人。同調査は今回で4回目となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR