ワーナー・ブラザースは3月20日、まんが「はたらく細胞」を実写映画化すると発表した。「日本映画界最大スケールで実写映画化するビッグプロジェクト」(ワーナー)。その準備は着々と進んでいた。
監督には武内英樹さん、脚本は徳永友一さんなど映画「翔んで埼玉」の制作陣が再び結集する。武内監督は「細胞たちの日常を、笑いと学びにあふれた壮大なスケールでお届けしたい」としている。
公開時期などは未定だが、撮影の準備は急ピッチで進んでいる。映像制作者を支援する前橋フィルムコミッション(群馬県前橋市)は、映画に赤血球役、白血球役、細胞役などで出演するボランティアエキストラの募集を始めた。
募集するのは「5歳〜60代の男女多数!」。前橋市内で4月中旬に撮影する他、6月末までに全国各地(関東、中部、関西など)で同様の撮影を行う。「大規模撮影で当選確率大ですので、ふるってご応募ください」。
なおボランティアエキストラのため、参加者への謝礼は非売品の「映画オリジナル記念品」となる。宿泊費や交通費等の支給はない(前橋市での撮影は無料駐車場あり)。
はたらく細胞は、清水茜さんによる漫画作品。白血球や赤血球など、人間の細胞の働きを擬人化して描いた。スピンオフ作品を含めたシリーズ累計発行部数は950万部超。2018年にテレビアニメ第1期を、21年には第2期とスピンオフ作品を放送している。
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