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「1000度の鉄球を〇〇に置いてみた」──町工場の動画がTwitterで話題 竹、せっけん、スライムなどで検証(1/2 ページ)

» 2023年03月23日 17時04分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 「1000度の鉄球を〇〇に置いてみた」──そんな動画をTwitterで投稿し、話題になっている町工場がある。関西に拠点を構える町工場の大阪染織機械(大阪市)だ。竹やせっけん、ガラス瓶、スライム、ローションなどの上から1000度に熱した鉄球を置き、どのような反応が起きるか検証している。

1000度の鉄球をせっけんに置く動画から引用

 例えば、せっけんの上に熱した鉄球を置くと、せっけんの表面は一部炭化して黒く焦げるが、その後は徐々に溶けていった。鉄球は徐々に炎に包まれ、最終的には黒焦げになった。

 竹の上に1000度に熱した鉄球を置くとどうなるか検証する動画も投稿。すぐさま燃え上がる……かと思いきや、鉄球との接触面が焦げていくだけで火はつかず、時間がたってもほとんど原形をとどめていた。他にもガラス瓶やスライム、ローションなどでも検証する動画をTwitter上で公開している。

竹に1000度の鉄球を乗せている様子(投稿動画から引用)

 同社になぜこのような実験動画を公開しているか聞いたところ、「すでに2022年からTikTokとInstagram、YouTubeでショート動画をアップしていた。数日前にふとショート動画をTwitterでアップしたところバズったのがきっかけで、連日動画をアップしている」という。「製造業以外のさまざまな業界の方から反響をいただき大変光栄に思っている」と反響の大きさについても語った。

 同社は「エキスパンダーロール」の製造販売業者。紙や不織布、フィルム、金属箔などのシート状のものを引き延ばすために使う製品で、同社は「OSエキスパンダーロール」という独自製品を開発している。

大阪染織機械の公式Webサイト
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