音楽制作用ソフトウェアの開発販売を手掛けるイスラエルWaves Audioは3月29日、サブスクリプション形式での製品提供に向けて販売を終了した買い切り版ソフトウェアを4月中旬から再販すると発表した。
同社は音声加工用のソフトウェアエフェクターの買い切り販売をしてきたが、27日にサブスクリプション形式での提供に完全移行すると発表していた。同社製品は音楽業界を中心に標準的なツールとして知られており、Twitterなどでは完全移行に対して否定的な意見も挙がっていた。
Waves Audioは「私たちのプラン変更はあまりにも唐突で、既存ユーザーへの配慮が不足していた。顧客のニーズへの考慮が不足していたことは否めず、多くのお客さまを混乱させた」として謝罪した。サブスクリプションサービスの提供は終了しない。
音楽業界に衝撃 標準的ツール「Waves」が買い切りからサブスク提供に ユーザーからは困惑の声
「Adobeユーザーは定期課金を喜ばしく思っていない」 フォトショ・イラレ競合の「Affinity」はサブスク牙城にどう挑むか
Adobe決算、売上は過去最高の128億ドル 「Adobe CC」などが好調
「事後報告すらない」──“Adobe CC”で旧バージョンDL廃止 アドビは理解求めるCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR