米Microsoft傘下のLinkeInは4月12日(現地時間)、プラットフォーム上での本人の身元を証明するための3つの新機能を発表した。いずれもまずは米国での開始だが、グローバルに展開していきたいとしている。
なりすましなどの悪用を防ぐだけでなく、ユーザー本人にとっても「重要な職業上の機会を見つけるチャンスがさらに大きくなる」としている。
CLEARは、米国土安全保障省(DHS)が認定する年額189ドルの個人ID認証サービス。生体認証と政府発行IDを組み合わせ、主に空港でのチェックインの迅速化に利用されている。
CLEARのユーザーは、CLEARで本人確認済みであることをLinkedInのプロフィールに表示できるようになった。
4000以上のLinkedIn利用企業に勤めている場合、企業のメールアドレスを使って勤務先を確認できる。
親会社であるMicrosoftのID管理ツール「Microsoft Entra」によるID確認も可能になる。勤務先の企業がEntra Verified IDプラットフォームを利用している場合、プロフィールに検証を表示できるようになる。4月末から、200万人以上のユーザーがこれを利用できるようになる見込みだ。
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