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Twitterが“横スクロールゲーム”を公開中って知ってた? プライバシーポリシーを学べる プレイしてみた明日から使えるITトリビア(1/2 ページ)

» 2023年04月19日 18時00分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 2022年10月にイーロン・マスク氏が米Twitter社を買収してから、話題に事欠かないTwitter。4月にも米Twitter社がマスク氏保有の「X Corp.」という名前の企業に統合されていたことが判明し話題を呼んだ。そんなTwitterが、実は横スクロールゲームを公開していることをご存じだろうか。

 ゲームのタイトルは「Twitter データの冒険」というもので、Webブラウザからプレイできる。プライバシーポリシーを記載しているページにアクセスし、下部までスクロールする「Twitterの新しいプライバシーポリシーのゲーム」という案内が現れ、ゲームが始まる。一体どのようなゲームなのか。実際にプレイしてみた。

「ゲームをプレイする」からアクセスできる

レッツプレイ、愛犬と共に公園も目指すも操作性に難?

 ゲームのページを開くと、いかにも機械翻訳のような文言が表示される。説明文には「プライバシティにようこそ! 愛犬のデータと一緒に公園を目指しましょう。猫の広告をかわし、DMSの海を泳ぎ、トロールと戦いながら、Twitterの安全な使い方を学びましょう」とある。どうやらプライバシーポリシーを学ぶことができるゲームのようだ。

ゲームのスタート画面

 スタート画面の「着手」ボタンをクリックすると、キャラクター選択画面に遷移した。「Sky」「Liem」「Meme Meow」「Dee」の4キャラから選べる。どれも独特なキャラクターデザインで、色使いは全員ファンシー。今回は、Meme Meowを選択し、ゲームを始めた。

「Meme Meow」など操作キャラを4種類から選べる

 第1ステージでは、猫の広告を身に着けた敵キャラクターを避け、5本の骨を集めるよう指示を受けた。十字キーで操作できるのだが、敵キャラクターに当たってもしばらく硬直するだけで、それ以外のペナルティーない。コンティニューの必要がないため、ストレスフリーなように見えるが、操作性がとんでもなく悪い。

骨を集めろと指示を受ける
ピンク色のキャラが敵 その上にある紫色の骨を集める

 操作感は全体的にもっさりしている。特に障害物と敵キャラクターの配置が近い部分では、キャラクターが硬直し続け、ハメられたような状態になった。他にも、まれに空中でキャラクターが動かなくなってしまうこともあり、アクションゲームが不得意な記者は操作に苦戦した。

 それでもなんとか第1ステージをクリア。すると「Twitterではフォローするトピックなどを使って、表示される広告がカスタマイズされます」という文言が表示された。まさか、これがプライバシーポリシーに関する“学び”の部分なのだろうか……?

ゲームをクリアすると、プライバシーポリシーのtipsが表示される
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