京急、リアルタイム確認できる防犯カメラを車内に設置 AI解析機能も

[ITmedia]

　京浜急行は、地上から映像をリアルタイムに確認できるネットワークカメラを、2023年9月下旬以降、全車両に導入する。車内の防犯が目的。2026年度末までに全790両に設置する計画だ。

　記録式の防犯カメラは従来から設置していたが、近年、鉄道車内での傷害事件が発生していることなどを受け、ネットワークカメラに切り替えることにした。

　映像をリアルタイムに確認することができ、関係部署が素早く状況を把握して対応できるという。

　映像をAIで解析する機能も搭載し、防犯だけでなく車内の混雑度の可視化も可能。ダイヤ改正などにも活用するという。

　取得映像は、法令に基づく場合等を除き、第三者には提供せず、厳重に管理するとしている。