米Qualcommは5月8日(現地時間)、イスラエルのファブレスチップメーカーAutotalksを買収することで合意したと発表した。買収総額などの詳細は公表されていないが、イスラエルのJerusalem Postは3億5000万ドル以上と報じた。
Autotalksは2008年創業のクファーネッターに拠点を置くV2X(vehicle-to-everything)ソリューション企業。同社のV2Xチップセットは、自動車の衝突事故防止や運行状況改善に貢献する。
QualcommはAutotalksのV2X技術を自動車向けSoC「Snapdragon Digital Chassis」に統合する計画。Snapdragon Digital Chassisは、テレマティクス、デジタルコックピット、ADAS機能など、次世代車両向けの「オープンでスケーラブルなクラウド接続プラットフォーム」で構成されるソリューションだ。
QualcommはGM、ホンダ、Volvo、Renaultなどとこの技術で提携している。
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