米Amazon.comは5月17日(現地時間)、音声アシスタント「Alexa」搭載の複数のEchoシリーズハードウェアを発表した。その内2製品は日本でも予約受付を開始した。
「Echo Pop」は現行のAlexa搭載スマートスピーカーシリーズのラインアップで最安の5980円(米国では39.99ドル)。特徴ある半球形で、4色のカラーバリエーションにはラベンダーとティールグリーンというポップな色も追加された。サイズも最小で99×83×91mmで重さは196g。2台組み合わせればステレオサウンドにもなる。
また、eeroがビルトインされており、eero Wi-Fiネットワークを設定していれば、Wi-Fiメッシュを拡大できる。
日本でも2020年から販売している車載端末「Echo Auto」は第2世代になり、先代より小さくなった。Echo Autoは、車のダッシュボードなどに設置してAlexaをハンズフリーで操作するためのツールだ。日本での販売価格は7980円。
「Echo Show 5」は5.5インチディスプレイ搭載のAlexa端末。日本ではまだ発売されていない第3世代は、外観は先代とほぼ同じだが、Amazonによると先代より20%高速で、「低音が2倍」という。また、マイクアレイが再設計されており、音声をより確実に拾えるようになったとしている。
Echo Show 5の子供向けバージョンである「Echo Show 5 Kids」も登場。ペアレンタルコントロール機能や、Alexaの子供向けの応答、広告なしで年齢に合わせて提供するオーディオブックやゲームなどが利用できる。
価格はEcho Show 5は89.99ドル、Echo Show 5 Kidsは99.99ドル。
オリジナル無線イヤフォン「Echo Buds」は先代は日本でも販売しているが、第3世代はまだ日本では発売されていない。
1回の充電で最大5時間、完全に充電されたケースで最大20時間、リスニング可能となっている。ケース充電では先代より5時間長くなる。
価格は49.99ドルと先代の約半額になった。ANC機能を省いた結果とみられる。
Amazonは昨年11月、Alexa関連の従業員を含む大規模リストラを実施したが、Alexa関連のハードウェアは継続するようだ。
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