ChatGPTへのトラフィックは、1位が米国、2位がインド、3位が日本――野村総合研究所がこのほど、ChatGPT利用に関する調査結果を発表した。
ChatGPTのWeb版や、画像生成サービス「DALL-E」のドメインである「Openai.com」への国別トラフィックシェア(2022年11月〜2023年4月)は、上位から米国が10.6%、インドが9.0%、日本が6.6%、インドネシアが3.6%、カナダが3.2%。
同社は「人口規模を考えれば、日本は米国・インドよりもChatGPTの利用度合いが高いと言える」と指摘している。
日本からのアクセスの平均滞在時間は8分56秒で、米国の6分50秒、インドの6分27秒よりも長い。
日本からのアクセスは、2023年2月ごろから1日当たり100万を超え、4月14日には746万回とピークを打った後は横ばい/微減傾向だ。また、土日にアクセスが急減している。
日本に住む人の利用状況もネットアンケート調査した。2023年4月15〜16日にかけ、関東に住む15から69歳の3204人に聞いたところ、回答者の61.3%がChatGPTを認知し、12.1%に利用経験があった。
特に男性10代〜30代で利用率20%超と最多。職業別で見ると、学生(21.6%)と教職員(20.5%)の利用率が最も高かった。次に高いのが会社役員(17.2%)、会社員(16.7%)、自営業(14.5%)だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR