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アップル新製品の実機をチェック 「Vision Pro」「Mac Pro」「MacBook Air 15」を写真で見る(1/2 ページ)

» 2023年06月06日 22時00分 公開
[大石結花MACお宝鑑定団]
MACお宝鑑定団

 米Appleが6月5日(現地時間)から開催している「WWDC23」の基調講演後、発表されたばかりの「Mac Studio(2023)」「Mac Pro(2023)」「MacBook Air(15-inch M2 2023)」「Apple Vision Pro」のハンズオンが実施された。

 なお、Apple Vision Pro、Mac Studio、Mac Proは展示のみで触ることが出来なかったため、外観を中心に写真で紹介する。

これが「Apple Vision Pro」

 Apple Vision Proは、カスタムマイクロOLEDディスプレイを搭載し、4Kテレビを超える画素数を片方の目に届けることで、圧倒的な鮮明さを実現している。

 Apple Vision Proに搭載された3Dの写真やビデオに対応するApple初のカメラを使って、ユーザーは空間オーディオとともに記録した大切な思い出に浸り、再び体験することができるという。

 右上にあるDigital Crownを押してホームビューを表示し、それを回すとエンバイロメント使用時の没入感をコントロール可能。

 Apple Vision Proの外部バッテリーは最大2時間の使用をサポートしています。AC接続時は一日中使用できると説明されている。

Appleシリコン初、PCI Expressスロットを持つ「Mac Pro」

 Mac Pro(2023)は、Mac Studio(2023)にフルレングスのPCI Express Gen 4スロットを搭載したモデルと考えると分かりやすい。

 Mac Proは8つのPCI Express Gen3 カードスロット×8(1つはハーフレングス)だったが、Mac ProはPCI Express Gen 4スロット×7(1つはハーフレングス)仕様となっている。

 また、Mac Pro(2019)は、1つのMPXモジュールに対し最大500Wの電力、2つの8ピンコネクタ経由で最大300Wの補助電源が利用可能だったが、Mac Pro(2023)は、75Wの電力を供給する6ピンコネクタ×2、150Wの電力を供給する8ピンコネクタ ×1で、合計300Wの補助電源を利用できる。

 最大搭載メモリは192GBで、Mac Pro(2019)の最大搭載メモリ1.5TBと比較すると大幅に減っている。

 Mac Pro(2019)はThunderbolt 3ポート×2、USB 3ポート×2、10Gb Ethernetポート×2仕様だったが、Mac Pro(2023)は、Thunderbolt 4(USB-C)ポート×8仕様となる。

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