村田製作所は6月13日、3月に受けたネットワークへの不正アクセスについて、情報漏えいなどの問題は見つからなかったと発表した。
同社は3月16日に、同社ネットワークが第三者による不正アクセスを受け、ファイルサーバ内の情報が閲覧された可能性があることを確認。専門機関などと調査したところ、攻撃者が村田製作所の海外子会社経由でファイルサーバに侵入したことが分かった。
情報漏えいについては「確証を得る事実は見つかっていない」(同社)としているが、侵入されたファイルサーバには業務に関する情報が含まれていたため、関係する取引先には個別に連絡したという。
今後は情報セキュリティ対策の強化を続け、再発防止に取り組んでいくとしている。
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