PayPayが8月1日から実施予定としていた、他社クレジットカードでの決済終了について、延期を選択肢に検討を始めたとソフトバンクの宮川潤一氏(代表取締役社長執行役員兼CEO)が明かした。6月20日に開かれた定時株主総会で言及した。
PayPayは、自社の「PayPayカード」以外のクレジットカード決済について、8月1日以降利用できなくなると5月に発表。あわせて、ソフトバンクの携帯料金と合算して支払える「まとめて支払い」に、2.5%のチャージ手数料が発生(月1回まで無料)することも発表したことで、Twitterでは「PayPay改悪」などのワードがトレンド入りする事態となっていた。
宮川氏は「他社クレジットカードの利用の停止をPayPayが発表して以来、継続してほしいという声が複数寄せられている。8月以降の停止については、延期も選択肢に検討が始まったとPayPayから聞いている」と回答した。方針が決まり次第、PayPay側から正式な発表があるとしている。
なお、まとめて支払いのチャージ手数料については、8月1日開始から9月1日開始に延期することをすでに発表している。
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