統合開発環境「Unity」を手掛ける米Unity Technologiesは6月27日(現地時間)、2つの新たな生成AIプラットフォーム、「Unity Muse」と「Unity Sentis」のクローズドβ版の提供を開始したと発表した。
Unity Museは、テキストのプロンプトや描画などの入力で、ほぼすべてのものを作成できるようにするのが目標のプラットフォーム。まずはテキストプロンプト入力ツール「Muse Chat」のクローズドβ提供を開始する。
Unitu Sentisは、ゲームやアプリのUnityランタイムにAIモデルを埋め込むための、クロスプラットフォームツール。構築したAIモデルを例えばWebゲームに埋め込めれば、Nintendo SwitchやソニーのPlayStationなど、多様なプラットフォームでも実行できるとしている。
プログラムはユーザーのデバイス上の実行されるため、クラウドでのモデルのホスティングに伴う複雑さ、遅延、コストは発生しない。
Unityは同日、開発者向けツールストア「アセットストア」にAIツール専門マーケットプレイスを開設したことも発表した。
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