WOWOWは6月30日、動画配信サービス「WOWOWオンデマンド」で約8万人分の個人情報漏えいがあったとして謝罪した。ユーザー認証が正しく行われなかったのが原因。情報の不正利用などの被害は確認されていないとしている。
9日午後1時から22日午後11時11分までの間、WebブラウザでWOWOWオンデマンドにログインすると、マイページで別ユーザーの個人情報の閲覧や、クレジットカードの変更などの各種手続きができる状態だった。
漏えいした可能性がある情報は、契約種別や請求金額などの契約情報、使用している端末名、支払い履歴、クレジットカード番号下3桁を含む支払い方法、視聴履歴、ダウンロード履歴、お気に入りコンテンツなど最大8万879人分。
原因はログイン処理の際にユーザー認証が正しく行われなかったこと。22〜23日にシステム改修を実施した。影響範囲は現在も調査中で、登録情報や支払いに影響が出た場合は調査終了後個別に連絡する。
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