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Twitter閲覧制限でRSSが復権? ところでRSSって何ですか 今更使ってみた(2/2 ページ)

» 2023年07月03日 19時30分 公開
[谷井将人ITmedia]
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簡単でびっくり RSSリーダー「Feedly」を使ってみた

 では、早速RSSを使ってみよう。今回はFeedly社の定番RSSリーダー「Feedly」(Web版)を使ってみる。

 使い方はシンプル。トップページの検索窓に、情報を取得したいWebサイトのサイト名かURLを入力すると、そのサイトがRSS配信をしていれば候補として表示される。その右上にある「FOLLOW」ボタンをクリックすれば登録完了。これで最新情報を自動的に収集できるようになった。

photo 情報を取得したいWebサイトのサイト名かURLを検索

 早い、安い(基本は無料)、うまい。RSSが何であるかを知らなくてもSNS上のニュースアカウントをフォローするのと同じように使えてしまう。見た目もシンプルで見やすく、「後で見る」「お気に入り」「レイアウト変更」「SNSでシェア」「登録サイトのフォルダ分け」といった機能も備えている。

 筆者も正直「なぜ今まで使っていなかったのか」と感動している。Twitterがあるからだが。RSS配信がないWebサイトでも、有料プランを使えば登録できる。

photo 中央省庁のWebサイトを中心に登録してみた

 なお、Webサイトの他にTwitterや掲示板型ニュースサイト「Reddit」、ニュースレターも登録できるのだが、TwitterはAPI仕様の変更により登録できない状態のようだ。


編集長より Feedlyの他にも「Inoreader」など有名なRSSリーダーアプリはいくつかあり、これらはスマホアプリも公開している。RSSの受信ということであれば、SlackやTeamsといったコラボレーションツールの機能やアプリ内アプリでも可能だ。

 RSSの配信をやめているWebサイトもあり、Twitterの方が情報が多いというのもまた事実。しかし、1つのプラットフォームに依存し過ぎるとそのプラットフォームが壊れた際に困る、ということを今回実感した人も多いだろう。

 RSSが最適解かというと議論はあると思うが、積極的に情報を取得したい人は持っていていい選択肢の一つだ。

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