米X社(旧Twitter)のイーロン・マスク氏が突如発表したTwitterの一時的な閲覧制限により、ネット上では混乱が続いている。1日に見られるツイート数が制限され、代替サービスを求めるユーザーも多い。そんな中、地域特化の掲示板サービス「爆サイ.com」のトラフィックが急増している。
爆サイ.comは運営会社非公表の掲示板サービス。ネット掲示板サービスとしては「5ch」に次ぐ規模とも言われる。7月2日の発表によるとTwitterの閲覧制限が始まって以降、爆サイへの急激なユーザー流入によりトラフィックが急増。サービスの一部が利用しづらい状況が発生したという。3日正午過ぎにはサーバを大量増設して負荷を軽減し、障害が復旧したとしている。
マスク氏は2日に突如「極端なレベルのデータスクレイピングとシステム操作に対処するため、一時的な制限を加えた」とツイート。3日午後2時現在、認証済みアカウントでは1万件/日、作成済みの未認証アカウントでは1000件/日、新規に作られた未認証アカウントでは500件/日しかツイートを読み込めない状態だ。マスク氏は制限の適用期間について明らかにしていない。
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