ITmedia NEWS > 製品動向 >

povo2.0、海外ローミングに対応へ 提供は160カ国以上 Wi-Fiなしでも現地でトッピングが買える

» 2023年07月19日 21時40分 公開
[ITmedia]

 KDDIは7月19日、オンライン専用プラン「povo2.0」において、海外ローミングを20日から始めると発表した。160以上の国・地域で、音声通話/SMS/データ通信(8月1日提供)が利用できるという。なお、ユーザーには順次提供としており、8月9日までに全ユーザーに開放する。

povo2.0が海外ローミングに対応

 提供が始まったユーザーであれば、povo2.0アプリの「海外」タブを選択すると、データ容量などのトッピングが表示される。渡航先でWi-Fiがない環境でも購入でき、購入後即時に利用できるという。事前購入も可能で、購入後30日以内なら、渡航先に到着してから自動で利用開始できる。

 渡航先により料金は変動する。データ通信では、90以上の国・地域で使える「レギュラートッピング」の場合、0.5GBが640円(24時間のみ)、1GBは1480円(3日間)、2GBは2880円(5日間)、3GBは4280円(7日間)となる。なお、0.5GBの価格はキャンペーンで、通常価格は780円。

 エリア限定トッピングも用意。米国は、1GBが780円(3日間)、3GBが2260円(7日間)。韓国は、それぞれ690円と2000円。シンガポール/マレーシアは、840円と2430円。タイ/ベトナムは、760円と2200円で利用できる。

データ通信のトッピング料金

 音声通話は、米国の場合、国内間で1分120円、日本あてが1分140円、日本以外が1分210円、着信は1分165円となる。韓国はそれぞれ50円、125円、265円、70円。タイは70円、175円、265円、155円に設定されている。SMSは、いずれの国も送信は1通100円(全角70文字まで)で、受信に関しては無料だ。

音声通話/SMSの利用料金

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.