韓国Samsung Electronicsは7月26日(現地時間)、同社イベント「Galaxy Unpacked」において、最新の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」「Galaxy Z Flip5」を発表した。同日より一部市場で予約受付を開始、8月11日に発売する。
Z Fold5は、最新性能を有しつつ前モデルから薄く、軽くなったのが特徴。外側のカバーディスプレイが6.2インチ、内側のメインディスプレイは7.6インチのAMOLEDパネルを採用。ピーク輝度は30%以上増え、最大1750ニトに引き上げられた。リフレッシュレートは両パネルとも最大120Hzをサポートする他、スタイラスペン「S Pen Fold Edition」に対応する。
以前のモデルでは、折りたたむ際にパネル同士で隙間ができていたが、Z Fold5ではヒンジの改良などで隙間を解消。閉じた時の厚みが13.4mmと、Z Fold4から最大2.4mm薄くなっている。開いた際の厚さは6.1mm(同0.2mm減)。重さはZ Fold4から10g軽い253gを実現した。
メインカメラはトリプル構成で、1200万画素の超広角カメラ(ピクセル幅1.12μm、F2.2)、5000万画素の広角カメラ(同1.0μm、F1.8)、1000万画素の3倍望遠カメラ(同1.0μm、F2.4)。AIを活用した最大30倍のスペースズームが利用できる。カバーディスプレイ側には1000万画素、メインディスプレイにはパネルの下に400万画素のセルフィーカメラを搭載する。
SoCは、米Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2。メモリは12GB、ストレージは256GB〜1TBまで3種類用意する。バッテリーは4400mAh、25Wのアダプターを使うことで50%まで30分で充電する急速充電、ワイヤレス充電、ワイヤレス給電に対応。IPX8の防水性能も有する。
OSは、Android 13(One UI 5.1.1)。タスクバーの改良により、頻繁に使用するアプリの切り替えがしやすくなり、直近で使用した4つのアプリを表示できるようになった他、両手で操作するドラッグアンドドロップにより、アプリ間でのデータ/コンテンツの移動がしやすくなったという。
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