米Google傘下のYouTubeは8月1日(現地時間)、最長60秒のショート動画「YouTubeショート」を作成するための6つの新機能を発表した。
ショートは2020年9月にスタートした「TikTok」対抗のショート動画サービス。立ち上げ段階では最長15秒だったが、その後60秒までの動画をショートとして公開できるようになった。
YouTubeによると、現在は毎月20億人以上のユーザーが視聴しているという。
今回発表されたのは以下の6つのツールだ。
「Collab」は、他の動画とサイドバイサイド形式でショートを録画する作成ツール。縦や横の複数の分割レイアウトオプションから画面形式を選択してショートを作成できる。数週間以内にまずはiOSで利用可能になり、その後Androidでも利用できるようになる見込み。
「Q&A sticker」は、視聴者への質問をステッカーにし、それにコメント欄で回答してもらえる機能。ここからコメント欄でクリエイターと視聴者が会話を続けることができる。TikTokにも同じような機能がある。
縦向きライブ動画の配信は既にできるようになっているが、このライブ動画がショートのフィード上に表示されるようになる。
この機能は現在一部のクリエイターでテスト中で、数カ月かけて拡大していく計画。
他のクリエイターのショートのエフェクトを流用できるよう、リミックス元のショートの音声とエフェクトを自動的にバンドルできるようになる。
ショートのプレーヤーで「リミックス」ボタンをタップし「サウンドを使用」を選ぶと、オリジナルのショートと同じ音声タイムスタンプが表示され、同じ効果が得られる。
ショートをYouTubeのプレイリストに直接保存するオプションを追加した。
横長のYouTube動画を簡単に縦向きのショートに変換するための再合成ツールのテストを数週間中に開始する。
横長動画のセグメントのレイアウト、ズーム、クロップを調整し、分割画面エフェクトも使ってショートに流用できるようになる。
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