「カラーわけ」は、試験官にさまざまな色の液体が入っており、それを別の試験官に注ぎ変えて、最終的に同じ色の液体を1つにまとめるパズル。似たような内容のゲームが大量にあるジャンルだ。
ここまでの広告ゲーと違い、カラー分けがメインのアプリが多いのが特長。広告を見ると1ターン前に戻れたり、ヒントがもらえたりするのが一般的に思う。
パズルとして普通によくできており、ちゃんと面白い。序盤は簡単すぎて面白くないが、中盤以降はかなり手数が増えて難しくなる。すうじタワーは失敗した瞬間がゲームオーバーなのだが、カラーわけは“詰み”が存在する。まだ途中のように見えて、いつの間にか動かせる手がなくなっているなんてことがよく起こる。
あのゲーでは広告を見なくても延々とやり直せるのがいいところなのだが、1手前に戻るようなコマンドはないため、後半のステージでかなり進めてから詰みが発生すると結構手戻りが多くなり心にくる。
このジャンルはどのアプリもほぼ差がないため、広告を見る手間がかからないあのゲーをやるなら広告ゲーをやる意味はなくなる。
「クルマだし」もゲーム性としてはかなり近い。これは広告ゲーとしても有名ではあるが、20世紀ごろに登場して人気を博した「スライディングブロックパズル」というジャンルのものだ。日本では「箱入り娘」という木製のスライドパズルが有名。案外伝統的なゲームだ。
こちらはピースを戻せるため詰みはあまりない。動かし続けていればそのうち解ける。しかし、そのせいであまり達成感が無かったりもする。
あのゲーでは一発で失敗になる要素があるのが特長。駐車場周辺を人間が歩いており、人間をひいてしまうとパズル的には正解でも失敗扱いになり、最初からやり直しになる。
これが結構つらい。後半のステージではかなり手数が増えていくのだが、中盤以降まで進めてうっかり人間をひいてしまうと、そこまでの操作が全部ふいになる。納得がいかない。イライラ度ではあのゲー随一かもしれない。
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