NTT西日本は8月7日、台風6号の影響で停電が発生した沖縄県の一部地域において、同社の通信設備を動かしている非常用電力が今後、枯渇するおそれがあると明らかにした。枯渇すると電話やネットが使えなくなる。
NTT西日本によると、現在は通信ビルに設置された蓄電池や発電機の他、移動電源車などの運用により通信サービスを維持しているという。しかし、このまま停電が続き非常用電源が枯渇した場合、電話やインターネットなどの通信サービスが使えなくなる可能性がある。電話が止まると緊急通報もできなくなる。
7日午前9時時点で非常用電源で通信設備を動かしているのは、沖縄本島の名護市、うるま市、国頭郡国頭村、恩納村、宜野座村、金武町、伊是名村(伊是名島)。
日本気象協会によると、台風6号は7日午前9時時点で奄美市の東南東約180kmにあり、東北東にゆっくり進んでいる。
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