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Threadsユーザー、8割減か Web版と検索機能は「数週間以内」

» 2023年08月07日 16時58分 公開
[岡田有花ITmedia]

 米Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは、7月5日(現地時間)に公開した新SNS「Threads」について、Webから利用できる機能と検索機能を「数週間以内に」実装すると、8月4日に自らのThreadsアカウントで明らにした。

 Threadsのアクティブユーザーは激減しているようだ。1日当たりの利用者数は、リリース翌日の7月6日にはピークの4400万人となったが、同31日には約8割減の800万人に急減したと、市場調査会社のSensor Towerのデータを引く形で、米CNNが8月3日付で報じている

画像 ザッカーバーグ氏の投稿より

 ザッカーバーグ氏が新機能についてThreadsに投稿したのはCNN報道の翌日だ。「Threadsにとって良い週だった。このコミュニティは、活気に満ちた長期的なアプリを構築するため、期待する軌道に乗っている」などと好調をアピールした上で、新機能の実装を予告している。

 Threadsは、Twitter(X)からの乗り換え先として注目を浴び、サービス開始から5日で1億ユーザーを突破するなど急成長した。

 ただWeb版や検索機能、フォローした相手の投稿だけを表示する機能など、Twitterが標準的に装備している機能がなかったこともあり、ユーザー離れも急速に進んだ。フォローフィードはリリースから約3週間後に実装したが、Web版と検索機能の実装は遅れていた。

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