米The Walt Disney Company(以下、Disney)は8月9日(現地時間)、有料動画配信サービス「Disney+」の米国での料金を値上げすると発表した。
広告なしの料金は10月12日から27%値上げし、月額13.99ドルになる。昨年12月に新設した広告付きプランの料金は7.99ドルに据え置く。
ちなみに、競合する米Netflixの広告なしの標準プランの米国での料金は、月額15.49だ。値上げしてもDisney+の方がまだ少し安い。
Disneyは昨年8月にもDisney+の米国での料金を値上げした。
Disneyは同日の第3四半期の決算発表(PDF)で、ストリーミングを担うDirect-to Consumer部門が5億1200万ドルの営業損失だったとしている。
同四半期のDisney+の新規加入者数は(インドのHotstarを除いて)80万人で、総加入者数は1億570万人だった。
ボブ・アイガーCEOは業績発表後の電話会見で、広告付きプランを開始してから330万人の加入者があり、その約40%がこのプランを選択したと語った。
同社はまた、欧州の一部とカナダでも広告付きプランの提供を11月に開始すると発表した。
日本については言及しておらず、日本でも広告付きプランを提供するのか、料金を値上げするのかなどは不明だ。
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