米Google傘下のYouTubeは8月10日(現地時間)、スパム対策のため、ショート動画「YouTubeショート」のコメント、説明、縦型ライブフィード内のリンクをクリックできなくすると発表した。31日に実施する。
また、すべてのデスクトップチャンネルバナーのソーシャルメディアアイコンも、「誤解を招くリンクの原因となる可能性がある」ため、表示されなくなる。こちらは10日以降実施する。
これらのリンクは、マルウェア、フィッシングサイト、詐欺関連のコンテンツへのクリックを誘導するために悪用されがちという。
こうしたリンクは、クリエイターが情報を共有したり商品やブランドを宣伝するために重要であることは認識しているため、これらの代替になる安全な方法を提供するとしている。
まず、23日以降に、チャンネルのプロフィールの「Subscribed」(日本では「チャンネル登録」)ボタンの近くにリンクを目立つように表示できるようにする。チャンネルオーナーはここに、自分のWebサイトやSNSのプロフィールなどのリンクを表示できるようになる。下の画像はモバイル版だが、Webアプリでも表示される見込みだ。
また、9月末までに、ショートから他のYouTubeコンテンツに視聴者を誘導するためのより安全な方法を導入するという。
YouTubeはこの他、スパムコメントを検出するための機能を改善しており、その結果、レビューするために表示を保留されているコメントの数が機能改善前より200%増加したとしている。
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