LINEは8月17日、企業・店舗用の「LINE公式アカウント」において、非公開に設定したプロフィール情報が外部から閲覧できる不具合があったとして謝罪した。2019年ごろのサービスリニューアルが原因で、最長20年6月16日から23年7月3日までの約3年間気付かないままだった。
閲覧できたのはLINE公式アカウントに非公開情報として設定された住所と電話番号。LINE公式アカウントサービスからたどれる一部のページにおいて、短いものは23年5月の3日間、長いものは3年間にわたり公開状態になっていた。
原因は、実装の際に公開設定情報を参照しなかったこととしている。5月に問題を発見し、関係する機能を停止。7月3日までに改修を完了した。
一連の対応で、飲食店検索サービス「LINE PLACE」において一部店舗の掲載を停止したため、ユーザー側でLINE公式アカウントのプロフィール機能から再度公開するよう呼び掛けている。
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