ジェイアール東日本都市開発は9月4日、駅ビル内の店舗が閉まった後でもお弁当やお惣菜を販売できるセルフレジ型の無人販売機「エキピック」を本格展開すると発表した。まずJR総武線の小岩駅に直結した駅ビル「シャポー小岩」内に2台を設置する。
駅ビル内の店舗が閉まった夜間にも食品の需要はあると考え、パナソニックと共同で「セルフレジ決済型冷凍スマートショーケース(仮称)」を開発した。冷凍だけでなく、冷蔵、常温にも対応できる上、大きめの商品も平置きで販売できるメリットもある。
利用者は気になる商品を見つけたらセルフレジの画面にタッチ。「ピッ」と音がして扉が開き、商品を取り出せる。
取り出した商品のバーコードをセルフレジにかざして読み取ると再び「ピッ」。表示に従って決済手段を選択する。
決済にはSuicaなどの交通系電子マネーや、PayPay、d払いなどのQRコード決済が利用できる。販売時間は午前6時30分から翌午前0時まで。
当初、シャポー小岩で商品を提供するのは、焼き鳥の「国技館」、餃子の「宇都宮餃子」など6店舗。全て冷凍商品になる予定だ。
また小岩駅に続き、10月には「シャポー船橋」、11月に「シャポー新小岩」、12月に「シャポー市川」に展開する予定としている。
ジェイアール東日本都市開発は、「お弁当、お惣菜、スイーツなど鮮度が大事な食品を営業時間に関わらず無人で販売できる」として専用サイトで参加店舗を募集している。
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