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新聞紙一部でご飯が炊ける「魔法のかまどごはん」、タイガーが発表 防災グッズにも

» 2023年08月31日 19時00分 公開
[ITmedia]

 タイガー魔法瓶は8月31日、新聞紙が一部あれば、電気がなくてもご飯が炊ける「魔法のかまどごはん」(KMD-A100)を発表した。価格は1万9800円。直販サイト限定商品として10月20日に発売予定。31日から予約受付を始めた。

「魔法のかまどごはん」(KMD-A100)と使用イメージ

 米と水をセットした後、新聞紙を1枚ずつ、棒状にねじってかまど部分の穴に投入。着火後は1分半の間隔で左右の穴に交互に新聞紙を投入していき、その後は1分間隔に短縮することで「はじめチョロチョロ、なかパッパ」の火加減を再現できる。

 新聞紙は1枚だけ残しておき、炊き上がりの10分後に仕上げとして投入する。これにより余分な水分を飛ばせるという。さらに5分むらしたら完成だ。

 白米なら5合まで炊ける。炊いた後、鍋にはすすが付くが、水で濡らしたスポンジで拭くだけで落ちる。洗剤は不要だという。

 タイガー魔法瓶の創立100周年記念モデルとして、関東大震災からちょうど100年となるタイミングで発売する。「新聞紙1部で炊けるからキャンプで便利に使え、かつ自然災害の多い日本においては防災グッズにもなる。備えあれば憂いなしを体現した商品」(タイガー)。

商品内容。収納時には高さ18cmほどになる。幅、奥行きは各25cm
ご飯の炊き方

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