ナビタイムジャパンは9月5日、慣習的に使われている住所(通称住所)のデータを独自に整備し、ナビゲーションアプリ「NAVITIME」をはじめとする一般向けサービスや、一部の法人向けサービスでより正確な地点検索が可能になったと発表した。
同社の物流業向けサービスで「配送先の住所を登録したが、実際の配送先と違う地点が案内されるケースがある」との声を受けて調査したところ、通称住所が使われている場合、正式な住所のデータベースと一致せず、実際の配送先からずれた場所や町の代表地点などに案内されているケースがあったことから、新機能を開発したという。
例えば、法律で定められた正式な住所が「東京都稲城市大字 大丸123-1」だが、慣習的に「四号」が追加され、「東京都稲城市大字 大丸四号123-1」と配送先に書かれている場合、これまで番地まで検索できず、大丸の中心地点が案内されていた。
今後は、「大丸四号123-1」と記載されていても、正確な住所「大丸123-1」の地点を表示する。
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