ソフトバンクグループは9月5日、子会社のArm Holdingsの米Nasdaq市場での新規株式公開(IPO)での公開価格の仮条件を発表した。1株当たりの公開価格の仮条件を47ドル〜51ドルと設定した。時価総額は最大で約520億ドル(約7兆7000億円)に上る見通しだ。今年最大の上場案件となる見込みだ。
ソフトバンクGはArmの上場に合わせ、持ち株のおよそ1割を売り出す予定。実質保有割合は約90.6%になるが、Armは引き続き同社の連結子会社のままだ。
米Reutersなど複数の米メディアによると、米Apple、米Google、米NVIDIA、韓国Samsung ElectronicsなどがArm株の取得を検討しているという。
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